
ホロスコープ第3ハウスの星が示すこと!第3ハウスはコミュニケーション【西洋占星術】


執筆者占らんど編集部
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西洋占星術に興味があるけれど、星座や惑星以外にもハウスという聞き慣れない言葉に、難しいなと感じたことはありませんか?
今回は西洋占星術の中でも、一般的にはあまり馴染みのない、ハウスの話。
その中のホロスコープ第3ハウスの解説をします。
これをハウスの意味を知っておくと、ホロスコープへの理解がぐっと深まり、より精密で信頼度の高い鑑定につなげることができるんです。
また、第3ハウスに天体がない場合、それをどう解釈すればいいかも解説します。
第3ハウスの特徴を知ることで、自分のホロスコープの理解を深め、鑑定の精度を高めることに役立ててくださいね。
目次
ホロスコープを使った西洋占星術で星占いが当たる!
ホロスコープ第3ハウスとは?
ハウスとは、西洋占星術において鑑定に必要な3要素の1つで『活動領域』を示すもの。
西洋占星術で個人を鑑定するとき、惑星と星座がどこに配置されているかを見ます。
その配置図をホロスコープといいますが、ハウスはそれを12分割した部屋のようなもの。
その部屋の中にどんな惑星や星座があるのか鑑定をするのです。
つまり、その人の生まれ持った素質や特性が、どのような場面で発動するのか?ということを知ることができるのがハウス。
これで、具体的な人生の進め方や、うまく乗り切るための対処法を知ることができます。
ハウスを知ることによって、鑑定に個性が出て精密度が上がるのが、西洋占星術の特徴とも言えます。
【惑星別】ホロスコープ第3ハウスの意味
ホロスコープの第3ハウスは、コミュニケーションと学びの活動を意味します。
兄弟関係や身近な人との関係性や、基礎的な知識・情報を意味する第3ハウスでわかることを、滞在する惑星別にまとめました。
第3ハウスに太陽がある
第3ハウスに太陽がある人は、社交的に多くの人と関わることのできる人です。
情報収集の力にも長けており、SNSでの発信やネットニュースの収集もストレスなく行うことができます。
意欲的でエネルギッシュ、その力を身近な人に対して使うことによって活躍できるでしょう。
少し落ち着きがない面があるため、安定とは縁遠い人生になる可能性も。
変化を恐れず、自らを信じて積極的に行動してみてください。
そこから、自分らしさが芽生え始めます。
第3ハウスに月がある
第3ハウスに月がある人は、人の感情や場の空気に敏感で配慮のできる人。
感情を汲み取ったり、調和を重視したりする傾向があるため、精神面での交流やコミュニケーションに長けています。
理解が深まることで安心を覚えて、満足感を得られるのです。
しかし、察知する力が強い分、周りから受ける影響が強いため、つい流されてしまうことも。
相手の気持ちや周囲の状況を深く読みすぎず、自分がどうしたいかに耳を傾けてバランスをとるようにしましょう。
第3ハウスに水星がある
第3ハウスに水星がある人は、探求心や好奇心が人一倍強い人です。
元々、水星はコミュニケーションや情報を司っているため、第3ハウスと要素が同じ。
なので、この性質が強調される傾向になります。
あらゆることを効率よくこなしながら、周囲の空気を読み配慮することもできるので、頼りにされることも少なくありません。
ただし、頭の回転が速いため、早合点したり飽きてしまったりすることも。
流動性のある場所に身を置くと活躍できるでしょう。
第3ハウスに金星がある
第3ハウスに金星がある人は、人を楽しませたり惹きつけたりできる人。
金星は愛や美を司るので、相手を魅了し、楽しんでもらうことで喜びを提供したいという欲求があります。
サプライズなども得意。
美しいものが好きだったり、自分への美意識が高かったりするので、そういったことで同じ志の人と交流を図るのを好むでしょう。
ただし、快楽や美が優先となってしまうと、上辺だけの理解に留まってしまうことも。
表面にとどまらず理解を深める過程を大切にするといいですね。
第3ハウスに火星がある
第3ハウスに火星がある人は、力強く情熱的な交流ができる人です。
火星は、強いエネルギーと、行動・実践を司る惑星。攻めの姿勢で積極的に行動を起こし、自ら動いて情報を取りに行きます。
競争や議論の場も得意で、自分の意見や主張を臆することなく伝えることができるのが最大の強み。
頼りがいのあるリーダー的存在になります。
しかし、少々強引だったり感情的になったりしてしまうことも。
つい言いすぎる、やりすぎるといったことをしないように気をつけましょう。
第3ハウスに木星がある
第3ハウスに木星がある人は、多くの物事を学び、多くの人にシェアできる人。
木星は、広がりや物事の発展を司る惑星です。
意識しなくても人脈を広げることができるので、多くの人と円滑な交流を図ることができるでしょう。
また、様々なことに興味を持つので、広く浅い知識を得るのが得意。
どちらかというと1つのジャンルを探求するのは苦手です。
沢山の人に伝えることに喜びを感じるので、講師やインフルエンサーなどに向いているでしょう。
第3ハウスに土星がある
第3ハウスに土星がある人は、時間をかけてじっくりと学び、交流できる人です。
土星は、辛抱強さや努力を司る惑星。
なにかを学ぶときはコツコツと慎重に進めますし、コミュニケーションは真面目な人付き合いを好みます。
そもそも、第3ハウスに土星がある人は、学ぶことや人との交流にコンプレックスを持っているため、積極的になれない傾向が。
着実に行動を起こすことで具現化につながるので、あせらずに取り組んで結果につなげることができます。
第3ハウスに天王星がある
第3ハウスに天王星がある人は、マニアックな知識や革新的な考え方ができる人です。
天王星は、独創性を司る惑星。
知りたいと望む物事も、その在り方も、世間一般とはかけ離れており、新しいアイディアを創出するのが得意でしょう。
一風変わった個性を持っているため、コミュニケーションのあり方や方法も人とは少し違っていることがあります。
それが裏目に出て、理解されず孤立してしまうことも。
独創性を伝えるためには少し相手に寄り添ったコミュニケーションを心掛けるといいですね。
第3ハウスに海王星がある
第3ハウスに海王星がある人は、抽象的なことや芸術的なことを伝えることができる人。
海王星は、イメージや感性を司る惑星です。
なので、見えない世界や言葉に言い表せないものを表現したり伝えたりすることが得意。
直感でアイディアを下ろすことも可能でしょう。
一方で、合理的思考や客観的分析が苦手なので、自分の気持ちを順序だてて説明することが難しいと感じます。
そのため、人一倍周囲の反応を気にしてしまう一面が。
感じたことへの表現へ集中し、人目を気にしないように心掛けるといいでしょう。
第3ハウスに冥王星がある
第3ハウスに冥王星がある人は、深い洞察力と驚異的な探求力がある人です。
冥王星は、破壊と再生を司る惑星。
極端な性質があるので、「どんなことをしてでも最後まで突き詰めたい」といった強いこだわりがあります。
発するメッセージが強いので説得力がありますし、人の心を入れ替える影響力もあるでしょう。
ただし、あまりにこだわりが強すぎるため、相手に強迫観念を植えつけてしまうことが。
多くの人を相手にすることでエネルギーを分散させるのがおすすめです。
ホロスコープ第3ハウスに星がない…?
ハウスの中に天体がない、という現象はよくあることです。
ホロスコープの中で天体に偏りがあるとその現象は顕著に起こります。
では、第3ハウスに天体がない場合、どうとらえればいいのでしょうか。
ハウスというのはあくまで「活動領域」であって、天体がないからといってそのハウスに縁がないというわけではないのです。
天体がある場合は、その人の性質が反映されるために様々な成長や課題が待ち受けていること。
ですから、第3ハウスに天体がないということは、コミュニケーションや情報・知識に関して特に大きな課題がなく、順調であると言えるのです。
ホロスコープ第3ハウスまとめ
このように、ホロスコープ第3ハウスというのは”身近な人間関係のコミュニケーション”や、”学びに関する状況において、どのような行動を取ったり考えたりするのか”ということを知ることができるのです。
もし第3ハウスの示す活動領域で気になることがあれば、1度どんな天体があるのかチェックしてみるといいでしょう。
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