
紫微斗数(しびとすう)とは?命盤の見方や宮と星の意味、輝きまで解説!


執筆者占らんど編集部
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記事制作:ポップコーン株式会社
監修者占らんど
紫微斗数(しびとすう)という占いをご存知でしょうか?
占いが好きな人でも、『紫微斗数』という言葉は知らない人も多いと思います。
紫微斗数は占いの1種で的中率が高く、精密にさまざまなことを読み取れると人気のある占術。
たとえば、未来や過去、結婚後の自分の姿まで見えるそうです。
また、自分でも気付かなかった才能や性格も知ることもできます。
この記事では、そんな紫微斗数について、名盤の見方から意味まで紹介していきます。
紫微斗数とは?
紫微斗数は、中国発祥の生年月日を元にした占術。
発祥の地の台湾や香港、シンガポールなどで人気があるようです。
中国発祥の占いといえば、四柱推命が有名。
言葉自体は1度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
四柱推命の四柱とは、生まれた年、月、日、場所の4本柱を指します。
紫微斗数は、四柱推命と同様、占うのに生年月日と生まれた時間、さらに場所が必要。
四柱推命は生まれた時間と場所が分からなくても生年月日だけで、性格や運勢を占うこともできます。
しかし、紫微斗数は生まれた時間が数分違っただけでも鑑定結果が変わってしまいます。
占い結果が腑に落ちないときは、出生時間が間違っている可能性が高いと言われるほど。
なので、紫微斗数で占ってもらう際には母子手帳を確認するなどして自分の生まれた時間を知る必要があります。
紫微斗数で分かることとは?
紫微斗数は基本的に、どんな悩みでも対応することができ、びっくりするほど過去や未来が当たります。
例えば、自分のことや恋愛、仕事、家族関係、運勢など。
命盤全体を見ると、自分の性質や生まれ持った運命を知ることができます。
誰でも1度はどうしようもない不安に襲われたり、人生につまずいたりしますよね。
命盤の「命宮」という部屋に入った星や他の宮との関係性を読み解くことで、悩みの解決策を見つけることができるのです。
女性の悩みで多いのが恋愛についてではないでしょうか?
「夫妻宮」という部屋について読み解くことで、彼の潜在的な浮気願望や恋愛傾向を知ることができます。
また、未来のパートナーの風貌や性格などより自分の結婚後の姿を明確に見ることが可能。
このように紫微斗数は、どんな悩みにも対応でき、解決策を見つけることができます。
紫微斗数の歴史
紫微斗数は、唐末から宋の時代にかけて有名な仙人であった陳希夷が創設したと言われています。
この陳希夷が書いた「紫微斗数全書」を原書として数々の流派が生まれ、現代に伝わっているそう。
紫微斗数の名前は、北極星(太一、天皇大帝)である紫微星を主とする星たちから運命(=数)を量る枡(=斗)を意味しています。
中心に紫微(皇帝)それをとりまく星たちが互いに影響しあっているという考え方です。
紫微星(北極星)を中心とした星の集まりを中国の天文学では、「紫微垣」と呼んでいたそう。
伝説の中で紫微垣は、天帝の居城とされていたそうです。