
タロットカード『13:死神(デス)』の意味と解釈【恋愛/仕事/結婚】


執筆者占らんど編集部
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記事制作:ポップコーン株式会社
監修者占らんど
タロットカード死神(デス)は、大アルカナに属する13番目のカードです。
死神という響きから良くないイメージを持ってしまうと思いますが、必ずしも悪い意味しかないというわけではありません。
そこで今回の記事では、タロットカード死神に描かれているものの意味や秘められたメッセージを解説します。
他にも、正位置/逆位置で出た場合のタロットカード死神の意味を場面別に詳しく紹介。
タロットカードには、カードの向きによって意味や解釈が異なるといった特徴があります。
死神のタロットカードも例外ではありません。
そんな悩みの解決を手助けすることがタロットカードの役割です。
この記事を参考に、しっかりとタロットカード死神の意味を理解してくださいね。
タロットカード『死神』は何を表している?
先ほども少し触れましたが、タロットカード死神は大アルカナに属するタロットカードです。
タロットカードの大アルカナは全部で22枚あり、それぞれのカードにナンバリングされていて順番が決まっています。
そもそも、大アルカナというのは、抽象的な意味のものを具現化する表現技法の寓意画(ぐういが)が描かれているカードのこと。
例えば、「清純」という抽象的な意味を「純白のドレス」に具現化することで表現するというものです。
もちろん、死神のカードにも寓意画が描かれています。
ここからは、タロットカード死神に描かれているものにはどのような意味があるのか見ていきましょう。
『死神』のタロットカードに描かれているもの
死神のタロットカードには、白馬に乗った死神が刑を執行しながら進んでいるような絵柄が描かれています。
他にも、倒れている男性、祈っている司祭、怯えている様子の子どもなどが描かれていますね。
死神の前では貧富の差などは関係ありません。
どのような人間も最終的に「死」を迎えます。
死神が進む場所は全て無になってしまうような恐ろしい絵柄に見えますが、このカードが意味しているものは「死」だけではありません。
よく見てみると、後ろから太陽が昇っている様子が描かれています。
この太陽が意味するものは「生」。
「死」が「終わり」であるならば、「生」は「始まり」と解釈できます。
つまり、タロットカード死神には「終わりと始まり」を表す内容の絵柄が描かれているということ。
それでは、この死神のカードに秘められたメッセージを考察していきましょう。
『死神』に秘められたメッセージ
タロットカード死神に秘められたメッセージは「新しい自分に生まれ変わるチャンス」ということです。
死神は、カードに描かれているような肉体的な死ではなく、精神的な死を表しています。
精神の死とは、古い自分との決別のこと。
つまり、古い自分と決別することで、新しい自分となって生まれ変わる可能性があることを意味しています。
自分の前に死神が現れて精神的に自分が死んでしまっても、太陽のように新しい自分が生まれてくることで進むべき道が切り開けてくるかもしれません。
あなたが死神のタロットカードを出してしまっても、恐怖や不運を連想するのではなく人生のターニングポイントだと捉えましょう。