
タロットカード『2:女教皇(ハイプリエステス)』の意味と解釈【恋愛/仕事/結婚】


執筆者占らんど編集部
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記事制作:ポップコーン株式会社
監修者占らんど
タロットカード女教皇は、大アルカナに属する2番目のカード。
タロットカードには、それぞれのカードにメッセージが隠されています。
このメッセージを理解することで、あなたの未来がいい方向に導かれるでしょう。
そんな悩みを持つあなたの未来の手助けをすることがタロットカードの役目。
そこで今回の記事では、タロットカード女教皇の意味や解釈の仕方を解説していきます。
また、女教皇のカードが正位置/逆位置で出た場合の意味も、場面別で詳しく紹介。
出た時のカードの向きによって意味や解釈が変わる、ということもタロットカードの特徴の1つ。
もちろん、女教皇のカードも例外ではありません。
タロットカード女教皇に秘められたメッセージを理解して、素敵な未来に進んでくださいね。
タロットカード『女教皇』は何を表している?
少し触れましたが、タロットカード女教皇は大アルカナに属する2番目のカードです。
タロットカードの大アルカナは全部で22枚あり、それぞれのカードにナンバリングされていて順番が決まっています。
そもそも、大アルカナというのは、抽象的な意味のものを具現化する表現技法の寓意画(ぐういが)が描かれているカードのこと。
例えば、「清純」という抽象的な意味を「純白のドレス」に具現化することで表現するというものです。
女教皇にも寓意画が描かれています。
それでは、タロットカード女教皇にはどのような寓意画が描かれているのか見ていきましょう。
『女教皇』のタロットカードに描かれているもの
女教皇のカードには、その名の通りカードの中心に女性(女教皇)が座っている姿が描かれています。
女教皇は「理性と知性」の象徴。
高い精神力と女性特有の直感力に優れています。
そんな女教皇は、手に巻物のようなものを持っていますね。
この巻物は「トーラ」という「法律」を表すもの。
これは、女教皇の知性と、高い地位にいても学ぼうとする謙虚な姿勢を表現しています。
他にも、このカードには黒と白の柱や、女教皇の後ろにザクロとシュロが描かれたタペストリーがありますよね。
ザクロとシュロには、「女性性」と「男性性」の意味があります。
つまり、黒と白、女性と男性というように両極なものを描いているということ。
これらが意味しているものは「バランスの大切さ」です。
ここで言うバランスとは「理性と知性」、つまり「静と動」のバランスの大切さを意味しています。
女教皇も「理性と知性」の象徴であることから「静と動」をあわせ持っているということ。
以上のことをまとめると、タロットカード女教皇には「静と動をあわせ持つ女性」が描かれていることがわかりました。
それでは、ここからは女教皇のカードに秘められたメッセージについて考察していきます。
『女教皇』に秘められたメッセージ
タロットカードに秘められたメッセージは「理性と知性のバランスをうまく保つことで。正しい道に進むことができる」です。
自分の気持ちを見つめ直せる理性と、物事を素早く判断できる知性を持つことで、あなたはどんな問題も乗り越えていけるということ。
しかし、これはあくまでうまくバランスを保てている場合です。
理性だけあっても、知性がなければ判断ができず中途半端な状態が続くかもしれません。
反対に、知性だけでは感情的になりやすく自分の精神が不安定になり、周囲に思いやりのない言動をしてしまう可能性があります。
偏りがないバランスを保つことが1番大事なことですよ。